前回からのつづき 👉おたまじゃくしアレルギー①
譜読みが苦手だったり、楽譜を見て「なんかやだな〜」と憂うつになる人の問題点がもうひとつ。
演奏にあたり、自分が本当は何ができないのか分からない、つまり課題が特定しづらいことにもあります。
たとえば、
①楽譜を正しく読めていない(読譜力の問題)
②楽譜は理解しているけどホルンで音がとれない、in F で音程がイメージできない等(読譜力よりも広い意味でのソルフェージュの問題)
③楽譜は理解し音程もイメージできるけど思うように演奏できない(楽器の奏法の問題)
どこでつまずいているかによって練習方法が変わるのは明らかですよね。
楽譜を正しく読める人は②か③を、楽譜を読めてさらに音程もとって歌えるよという人は③を、
と自分のできるできないを把握している人であれば練習内容は自然としぼられてきます。
けれど、おたまじゃくしアレルギーになってる人の多くは、課題とするのが読譜力なのか奏法なのかよく分からないまま、なんとなく楽器って難しい!となりやすいです。
音楽に限らず、自分のことを客観的に見るのはなかなか難しいものですよね。
良いところや得意なところもあるはずなのに、少しの苦手のせいで本質がぼやけて見えてしまって、自分はできないんだ…と思い込んでしまうのはもったいないです!
いま自分はどんなことを難しく感じてるのかな?
じゃあそれを解決するためにどういう練習が必要かな?
と課題をよく整理して、ひとつひとつステップアップしていけたら良いですね😊