先日、お仕事をいただきまして秋田・青森を金管十重奏でまわりました。
今回がはじめましてのアンサンブルの皆様とご一緒できとても興味深く勉強になりましたし、なかなか出会うことのできない地域のお客様にも聴いていただけたことがなにより良かったです😊
写真は新青森にいるはやぶさに乗ったピカチュウたち🤳
ひょこっと顔出しててかわいい〜😍⚡️
自分の拠点で生活と仕事の基盤をつくっていくことも大事ですが、違う環境に飛び込んだり、柔軟に変化を楽しむことも大事だと、昔から思っています。
さて、時期はアンサンブルコンテスト。
早いところで12月初めから本番を迎えている地区もありますね。
本番はほとんどの人にとって非日常です。
日頃練習してる成果を発揮するためには、「非日常である本番」で力を出しきるためのやり方があります。
そういったトレーニング法も、楽器の奏法と同じように学ぶのが良いです。
私もできるだけ普段のレッスンから、演奏時において自分と周りが心地よくいられるような言葉かけや、本番でも集中して演奏するための心の保ち方などを伝えていくようにしています。
これも一種のトレーニングで、積み重ねによってだんだんと身についてくるものだからです。
お客様の前で自分の音楽を演奏するのは、それ自体がとても大変なことで素晴らしいこと、というニュアンスのことを恩師はよくおっしゃっていました。
音楽に関わる学校関係者やご家族・お友達の皆様、ステージで演奏するすべての人に「素晴らしい!」の気持ちを持って、本番を終えた音楽家たちに声をかけてあげてほしいです。
コンクールなどでは結果(賞)が重視されて、その前にあったはずの音楽そのものの喜びや、一人ひとりの頑張りや心が置き去りになることがあります。
まずは人前で自分の音楽を演奏する、それだけでみんな素晴らしい!ということをどうか忘れないで!
もちろん音楽を志す者であれば、その先に取り組むべき課題が沢山あるのは間違いないのですが。
必要以上に恐れることなく、音楽をただひたすらに全うすることができれば、きっと音楽の本当の喜びに出会い、それまでとは違う景色が見えてくるはずです。